日建設計コンストラクション・マネジメントがICPMA Awards 2023において、「中土佐町公共施設群高台移転プロジェクト」で最優秀建設プロジェクトマネジメント賞を、「四国水族館・神戸ポートミュージアムプロジェクト」でサステナビリティ賞を受賞した。
2023年6月19日、「ICPMA Awards 2023」において、日建設計コンストラクション・マネジメントが支援した2つのプロジェクトが受賞した。
ICPMA Awardsは、2001年にフランス カンヌで設立され、スイスに本部を置くICPMA(International Construction Project Management Association)が主催。建設のプロジェクトマネジメントにおけるベストプラクティスの普及のために世界中のプロジェクトマネジメント手法を発表する機会を提供し、その中から優れた手法に授与される賞だ。
「最優秀建設プロジェクトマネジメント賞(Excellence in Construction Project Management)」を受賞した「中土佐町公共施設群高台移転プロジェクト」は、「人々の安全を最優先させる」という社会的意義の重要性と被災後の迅速な復旧計画まで見据えたまちづくりの考え方、および発注者が解決すべき本質的な課題を掘り起こすアプローチを評価した。
「サステナビリティ賞(Sustainability)」受賞の「四国水族館・神戸ポートミュージアムプロジェクト」は、建設プロジェクトマネジャーがハブとなり、官民の連携によって、プロジェクトの財務(経済性)と、非財務(ESG、サステナビリティ)の両立を実現したことを評価。ICPMAの審査員によれば、「欧州において同様の手法はめずらしい」ということで、国際的に紹介する意義があるということだ。
日建設計コンストラクション・マネジメントの支援プロジェクトにおけるICPMA Awards受賞は4年連続で、2023年は初のダブル受賞。過去通算で7プロジェクトが受賞しており、国内のコンストラクション・マネジメント会社として最多であるという。
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