企業の壁を越えた7社連携の「設備BIM研究連絡会」が発足 施工プロセスで設備BIMの標準化を目指すBIM

建築設備会社7社が連携し、業界標準のBIMルール策定などを検討する「設備BIM研究連絡会」が立ち上がり、設備BIMの標準化に向けた動きが本格始動することとなった。

» 2023年03月20日 06時00分 公開
[BUILT]

 朝日工業社、新菱冷熱工業、大気社、ダイダン、高砂熱学工業、東洋熱工業、日比谷総合設備の建築設備会社7社は2023年3月16日、建築設備業界で業務効率化や施工品質の向上につながる「BIMの標準化」を目指し、「設備BIM研究連絡会」を2023年1月19日に発足したと明らかにした。

 連絡会では、各社が有する技術やノウハウを連携させ、BIMソフトウェアはAutodesk Revitを基本とし、施工プロセスでのBIM活用にあって必要なルール作りやBIM利用環境の整備などの業界標準となる共通化を進め、これまで停滞していた設備分野全体でのBIM活用を普及させていく。

左から、朝日工業社 取締役常務執行役員 服部充氏、新菱冷熱工業 デジタル推進企画部長 齋藤佳洋氏、大気社 取締役専務執行役員 中川正徳氏、ダイダン 執行役員 立石賢太氏、高砂熱学工業 執行役員 古谷元一氏、東洋熱工業 生産管理本部CAD部長 根本義丈氏、日比谷総合設備 BIM推進室 足立義範氏 左から、朝日工業社 取締役常務執行役員 服部充氏、新菱冷熱工業 デジタル推進企画部長 齋藤佳洋氏、大気社 取締役専務執行役員 中川正徳氏、ダイダン 執行役員 立石賢太氏、高砂熱学工業 執行役員 古谷元一氏、東洋熱工業 生産管理本部CAD部長 根本義丈氏、日比谷総合設備 BIM推進室 足立義範氏 出典:設備BIM研究連絡会プレスリリース

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