2019年7月に着工した白金一丁目東部北地区の再開発事業が完了し、地上45階建て高さ156メートルの超高層マンションがある街「SHIROKANE The SKY」が竣工した。延べ床面積13万4997.82平方メートルを誇り、ワンルームから4LDKまでの多様な世帯が暮らせる多彩な住戸で構成している。
白金一丁目東部北地区市街地再開発組合は2023年2月1日、同日付で白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業の工事完了を発表した。再開発事業では地上45階建てで、高さ156メートルの超高層マンションを含む「SHIROKANE The SKY」が竣工した。敷地面積は1万1087.01平方メートル、延べ床面積13万4997.82平方メートル。
再開発事業は東京メトロ南北線/都営三田線「白金高輪」駅に隣接する市街地再開発事業として、2009年に準備組合を設立。事業協力者として2004年の検討段階から、長谷工コーポレーションが参画し、コンサルタントの佐藤不動産鑑定コンサルティングや梓設計、上野計画事務所、イデアとともに事業を進めてきた。参加組合員は東京建物、長谷工不動産、住友不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャル。
事業コンセプトは、「安心して快適に暮らし続けられる、やすらぎとゆとりのあるまち」を目標とし、良好な都心居住の推進をはじめ、既存都市機能の維持や更新、安全で快適な都市基盤の形成、ゆとりと潤いのある水辺空間の創出の4点を掲げる。
SHIROKANE The SKYのうち住宅は鉄筋コンクリート造45階建ての東棟と19階建ての西棟、他に病院が入る工場/病院棟で構成している。居住者のセキュリティ機能に配慮した多世代が安心して生活できる居住空間を実現しており、東棟と西棟をつなぐ2階のエントランスホール、共用部にはゲストルーム以外に、パーティールーム、フィットネスジム、ゴルフレンジ室などの施設が入居する。
東棟と西棟の中間にある中央広場は、歩行者空間や南側の歩道上空地と繫がることで地区内の歩行者の回遊性を高めている。
また、古川沿いの潤いと魅力のある水辺空間の形成を図るため、児童遊園を整備。マウンド遊具や猛暑対策としてミストとパーゴラを設置した。さらに、地域住民の安全性強化を図るため、防災トイレやかまどベンチも設けた。
物件は東京メトロ南北線/都営三田線の「白金高輪」駅から徒歩3分に位置し、ワンルームから4LDKまでさまざまな世帯が暮らせる多彩な住戸で構成した。
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