岩谷産業をはじめとした9社と横河電機は、千葉県市原市五井地区および千葉市蘇我地区のコンビナートにおけるカーボンニュートラルに向けた施策を共同で検討すべく、覚書を締結した。
岩谷産業をはじめとした9社と横河電機は2022年12月8日、千葉県市原市五井地区および千葉市蘇我地区のコンビナートにおけるカーボンニュートラルに向けた施策を共同で検討すべく、覚書を締結したと発表した。
今回横河電機と同覚書を締結したのは、岩谷産業、宇部マテリアルズ、KHネオケム、コスモ石油、JFEスチール、JNC、デンカ、丸善石油化学、UBEエラストマーの9社。横河電機を含めた10社は、同覚書に基づき2030年ごろまでにCO2排出量削減に関する事業化を検討するほか、2050年の同地区コンビナートのカーボンニュートラルに必要となる施策を検討する。
具体的に事業化を検討するのは、CO2排出を最小限に抑える産業間連携エネルギーマネジメントシステムの導入、産業間連携によるCO2の回収および有効活用、既存プロセスからの水素などを含む副生ガスを産業間連携で活用することによるCO2排出量削減の3つだ。
横河電機と子会社の横河ソリューションサービス、英国子会社のKBC Advanced Technologiesと先述の9社は、2021年2月より産業間連携によるカーボンニュートラルに向けた可能性を調査していた。
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