ユビテックは、白ナンバー事業者向けのクラウド型安全運転支援サービス「D-Drive」で、スマートフォンアプリのみで運転日誌を自動作成する機能を2023年1月上旬から提供する。また、承認フローやダッシュボードといった機能追加も予定している。
ユビテックは2022年11月30日、白ナンバー事業者向けのクラウド型安全運転支援サービス「D-Drive」で、スマートフォンアプリのみで運転日誌を自動作成する機能を2023年1月上旬から提供すると発表した。
ドライバーによるスマートフォンアプリの操作と位置情報から自動作成された運転日誌は、クラウドのデータベースに1年半保存される。
2023年2月には、承認フロー機能のリリースも予定している。同機能は標準機能として利用可能。ユーザーの管理方法に合わせて複数の承認者の設定でき、クラウド上で柔軟に承認管理できる。
さらに2023年4月には、データのダッシュボード化も予定している。蓄積したデータから、総走行距離数や車両の稼働率といったデータを一目で確認可能。車両台数の最適化やメンテナンスに寄与する。ダッシュボードではアルコールチェックの状況やアルコールを検知したドライバーの件数などの情報も確認できるようになるという。
その他2023年中には、気象警報連携にもオプションで対応する予定であるという。スマートフォンアプリの位置情報と気象情報を連携し、「記録的短時間大雨情報」といった警報をD-Drive上で把握可能となるとのことだ。
D-Driveが今後提供する機能により、道路交通法施行規則第9条の10において安全運転管理者に義務付けられる「酒気帯びの有無を確認すること」「運転日誌を備付け、運転終了後の運転者に記録させること」「運転日誌を保存すること」を1サービスで効率化できる。
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