ジョンソンコントロールズは、「Metasysビルオートメーションシステム Release 11.0」の提供を開始した。米国政府情報処理標準に準拠したほか、通信プロトコル「OPC UA」にも対応している。
ジョンソンコントロールズは2022年11月18日、「Metasysビルオートメーションシステム Release 11.0」の提供を同日から開始すると発表した。
同バージョンは、プログラマブルロジックコントローラー「X20 PLC」を標準で搭載した。また、米国政府情報処理標準「FIPS140-2 Level 1」に新たに準拠しており、堅牢性が高まった。さらに、産業オートメーション用の通信プロトコル「OPC UA」に対応した。オフィスや商業ビルに加えて、製造業関連施設のさまざまなシステムとの接続性も向上した。
仮想化技術により、仮想環境におけるビルオートメーションシステムの構築やサーバの二重化が可能。加えて、直感的な操作を可能とすべくUIを改善したほか、施設管理者同士で情報を共有できる「アナウンス機能」、操作履歴を可視化する「System Activity機能」を搭載した。なお、システム販売価格は施設規模や監視点数などによって異なる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.