日本政策投資銀行とDBJアセットマネジメント、日建設計は、不動産の環境改修に関する協業を開始した。カーボンニュートラルの実現に向けて、オフィスビルを中心とした既存建築物の環境を改善に向けた取り組みを推進する。
日本政策投資銀行とDBJアセットマネジメント、日建設計は2022年11月11日、不動産の環境改修に関する協業を開始したと発表した。
3社は協業に基づき、カーボンニュートラルの実現に向けて、オフィスビルを中心とした既存建築物の環境を改善する取り組みを推進する。
具体的には、不動産の環境性能向上を目的とする環境改修モデルの構築、環境改修に関する外部環境および不動産の環境性能向上に関する調査の実施、不動産の環境改修によるバリューアップを目的とする不動産ファンドの組成や運用の検討を進める。
協業の背景には、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、不動産業界でも、温室効果ガス排出量の削減が求められていることがその理由。特に、全国のオフィスビルのストック量の大半を占める既存建築物の環境性能向上は、不動産セクターの温室効果ガス排出量削減に貢献することが見込まれている。
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