ドローン一体型レーザー測量システムの後継機「UL-2」、東京ドーム約24個分を計測ドローン

TIアサヒは、ドローン一体型のレーザー測量システム「UL-2」を販売展開している。ホバリング時の飛行時間が最長約27分で、従来機と比較して約8分長くなった。

» 2022年11月02日 08時00分 公開
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 TIアサヒは、ドローン一体型のレーザー測量システム「UL-2」を2022年10月1日に発売した。

300平方メートルを計測可能で、飛行速度は毎秒4メートル

UAV、レーザー測量システム「UL-2」 ドローン一体型レーザー測量システム「UL-2」 出典:TIアサヒプレスリリース

 UL-2は、同社従来品「UL-1」の後継機にあたる。ホバリング時の飛行時間が最長約27分で、UL-1と比較して約8分延長した。また、衝突回避のため、障害物センサーを全方向に備えている。

 機体のベースには、DJI JAPANの「Matrice 300」を採用。300平方メートルを計測可能で、対地高度は100メートル、飛行速度は毎秒4メートル、飛行時間は25分。

 総重量は9キロで、UL-1と比較して5.2キロ軽量化した。3周波GNSS受信機を搭載しているほか、航跡処理や点群生成、点群カラー化向けのソフトウェアも付属する。

点群オリジナルデータ 点群オリジナルデータ 出典:TIアサヒプレスリリース
植生フィルタリング後 植生フィルタリング後 出典:TIアサヒプレスリリース

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