技研製作所は、自社が所有するオフィスおよび工場全ての使用電力を、実質100%再生可能エネルギー由来の電力に転換した。同社が2020年度の実績をベースに試算したところ、年間約592tのCO2排出量削減が見込まれるという。
技研製作所は2022年6月2日、自社が所有するオフィスおよび工場全ての使用電力を、実質100%再生可能エネルギー由来の電力(以下、再エネ電力)に転換したと発表した。同社が2020年度の実績をベースに試算したところ、年間約592tのCO2排出量削減が見込まれるという。今回対象とした施設は、高知本社、高知本社工場、高知第二工場、高知第三工場、関東工場、東京工場、関西工場の7カ所。
化石燃料に由来しない電力であることを実質的に証明する「非化石証書付き電力」に転換することで、自社の施設で生じるCO2の排出量を実質ゼロとする。
同社は、カーボンニュートラルやSDGsに向けた社内プロジェクトを立ち上げており、以前よりグループの活動によるCO2排出量の削減計画の策定を進めている。今回の再エネ電力導入は、同計画の具体的な削減策の1つとして実施した。
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