UNIIDEOは、直近3年以内に注文住宅の購入を決定した111人を対象に、工務店およびハウスメーカー選びに関する調査を実施。結果を公表した。企業Webサイトのコンテンツが工務店選びの決め手となる人が多いことが明らかになったという。
UNIIDEOは2022年5月27〜28日に、直近3年以内に注文住宅の購入を決定した111人を対象に、工務店・ハウスメーカー選びに関するインターネット調査」を実施し、結果を公表した。
工務店やハウスメーカーの選定においては、69.4%がインターネット上の情報を参考にしていた。Webサイトを見るタイミングは、回答者の約半数が、購入を「なんとなく考え始めた段階」と回答している。
参考になった企業Webサイトのコンテンツの第1位は「施工事例」、第2〜4位は「性能や構造の紹介」「お客様の声」「コンセプトや家づくりの考え方」がほぼ同率で、工務店・ハウスメーカーの考え方が重視された。工務店・ハウスメーカー選びの決め手になったコンテンツも、参考になったコンテンツと同じ順位だった。
企業Webサイトを閲覧することによって、「家が建つまでの明確な流れが理解できた」や「注文住宅選びの悩みが解決できた」などの声も多く挙がっている。
住宅購入会社を決定した段階は、「情報収集段階」が35.2%で最多、約7割以上がパンフレットやWebページの内容や情報が住宅購入会社の決定に影響したと回答した。
また、約7割が、Webページやパンフレットの内容と実際に住宅を購入した後のギャップを実感していた。
最後に、61.7%がギャップによってその後の印象に良い影響があったとの回答であったものの、購入後、「カタログの写真と見た目の色と見栄えが違った」や「思っていたよりも安心できる」などさまざまな意見が挙がった。
本調査では、インターネットでの情報収集により、企業Webサイトのコンテンツが工務店やハウスメーカー選びの決め手となるという人が多く見られ、見学する前からその決定に至る傾向にあることが明らかになった。
その一方、情報収集の段階と購入後で、住宅の印象や内容についてギャップを感じる人が多いという実態も明らかになった。、同社は住宅販売にかかわるさまざまな企業において、魅力を正しく伝えるブランディング力の向上、自社のコンテンツ作りが取りこぼしのない集客などを実現する必要があると論じている。
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