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» 2022年07月05日 09時00分 公開

西松建設が木質バイオマス発電事業に進出、山口県で木質バイオマス発電所を開発カーボンニュートラル

西松建設は、同社の子会社として山陽小野田グリーンエナジーを山口県山陽小野田市で設立し、県内で木質バイオマス発電所を開発することを公表した。

[BUILT]

 西松建設は、同社の子会社として山陽小野田グリーンエナジーを設立したことを2022年6月21日に発表した。

山口県内で集材される間伐材や林地残材などの未利用材を木質チップに活用

 西松建設は、脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギー発電事業によるエネルギー創出を「中期経営計画2023」で掲げ、再エネの取り組みを進めている。

 一方、木質バイオマス発電は、再生可能エネルギーの中でも天候に左右されず安定的に供給できるベースロード電源で、地域に存する木質資源の活用によってエネルギーを生み出せる地産地消型の電源として役立つ。

 そこで、西松建設は、山口県山陽小野田市で木質バイオマス発電事業を展開するため、子会社の山陽小野田グリーンエナジーを設立した。

 山陽小野田グリーンエナジーは、山口県山陽小野田市の小野田・楠企業団地で、2メガワット(MW)クラスの木質バイオマス発電所を建設し、運営を行う予定だ。

開発する木質バイオマス発電所のイメージ 出典:西松建設プレスリリース

 開発する発電所で発電の燃料として使用する木質チップは、燦キャピタルマネージメントの関連会社である山陽小野田バイオマス燃料供給を介して、主に山口県内の素材生産者によって集材される間伐材や林地残材などの未利用材を活用する。

 こういった未利用材の仕様は、山林の保全育成や林業振興などにつながるとともに、地元に対価をもたらす新たな木材需要を創出できるとされている。

 また、西松建設は、エコ・ファースト企業として提言した「2030年度のCO2排出量ネットゼロ」の達成を掲げており、今後も、脱炭素社会の実現に向けて、地域社会を構成するさまざまなステークホルダーと連携し、地域の課題解決に取り組んでいく。

開発する発電所の概要

 建物は、発電出力が1990キロワット(kW)で、使用燃料は国内木質チップ。売電先は中国電力(FITによる20年間固定価格買い取り)で、着工は2023年6月で、営業運転開始は2024年夏頃を予定している。

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