大林組は、茨城県神栖市で、大林グループとして2棟目となる木質バイオマス発電所の営業運転を2022年2月に開始した。
大林組は、茨城県神栖市で、大林グループとして2棟目となる木質バイオマス発電所の営業運転を開始したことを2022年3月8日に発表した。
今回の発電所は、大林グループの再生可能エネルギー事業会社である大林クリーンエナジーが設立した大林神栖バイオマス発電が運営する木質バイオマス発電所。発電容量は51.5MW(定格出力)で、この電力は約11万世帯の電力消費量※1に相当する。
※1 約11万世帯の電力消費量:一世帯当たりの電力消費量を年間3600kWhとして試算。
燃料は、海外から国内に輸入されたバイオマスの中から、持続可能性が認証された木質ペレット※2を中心に、一部にパームオイルの搾油過程で廃棄されるヤシ殻も使用する。
※2 持続可能性が認証された木質ペレット:木材製品の製造過程で排出されたおが粉やかんなくずなどを、直径約6ミリ、長さ50ミリ前後に圧縮成型した固形燃料である木質ペレットのうち、独立した森林認証機関「FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)」「PEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemesなど)」により持続可能性が認証された森林および生産過程を経て生産されたもの
また、大林グループは、2012年7月に営業運転を開始した太陽光発電所を皮切りに、既に太陽光発電所28棟、陸上風力発電所1棟、木質バイオマス発電所1棟で再生可能エネルギーによる発電事業を推進しており、茨城県神栖市の発電所が開業したことで総発電容量(定格出力)は約205MWに達した。
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