クラウドワークスは、同社が運営するクラウド型工数管理サービス「クラウドログ」の年間経常収益が2022年2月に2億円を突破したことを公表した。なお、直近一年間の成長率は202%に達し、チャーンレート(解約率)は年平均約1.2%と低い水準を維持している。
クラウドワークスは、同社が運営するクラウド型工数管理サービス「クラウドログ」の年間経常収益(Annual Recurring Revenue、ARR)が2022年2月に2億円を突破したことを同月14日に発表した。
クラウドログは、2020年3月に「InnoPM」としてサービスをスタートし、2020年11月にリニューアルしてクラウドログに名称を変えた。特徴は、従業員の作業工数をシステム上のカレンダーに入力するだけで、各作業の工数を自動集計する点。さらに、働き方を見える化することによって、どの作業にどれくらいの時間がかかっているかを把握し、工数の多い作業を発見してワークフローの改善を行える。
2021年9月末現在でクラウドログの累計導入社数は約550社で、導入社数のうち約2割以上は従業員数300人以上の大企業が占めている。
クラウドログの売上に関しては、2022年2月に年間経常収益を示すARRが2億円を超え、2021年2月から2022年2月までの年間成長率は202%となった。クラウドログのARRが1億円を突破した時は年間成長率165%だったことから、加速度的に企業の導入が進んでいるという。また。チャーンレート(解約率)は1.2%と低水準を維持しており、企業内での利用が定着しているとみられている。
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