ブロードバンドセキュリティは、「Gomez」のWebサイトにおいて「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」を発表した。総合第1位は、LIFULLが運営する「LIFULL HOME’S」だった。
ブロードバンドセキュリティは、同社が運営する「Gomez」のWebサイトにおいて「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」を発表した。調査期間は2022年2月17日〜同年3月3日までで、ランキング結果は2022年3月3日時点の各サイトに基づく。
調査の対象となるのは、インターネットを通じて賃貸不動産物件情報の閲覧、問い合わせが可能な日本国内の不動産情報サイトで、一定のノミネート基準を満たすWebサイトとした。また、Webサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するために、「ウェブサイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4つのカテゴリからなるランキング・スコアカードを用いた。
総合第1位は、LIFULLが運営する「LIFULL HOME’S」で、検索方法の選択肢の多さ、使い勝手のよさ、物件詳細画面の情報量に加えて、現地情報などの関連情報の充実度が高得点につながった。
総合第2位はリクルートが運営する「SUUMO」。トップページからフリーワード(駅名や市区郡、物件名)で検索ができるほか、路線図から探すことも可能だ。
総合第3位はアットホームが運営する「アットホーム」。基本的な検索機能に加えて、「企業から探す」「間取りから探す」などユニークな探し方を備えている。
これらの上位サイトでは検索軸や条件設定の機能などは既に充実しており、最近では、人工知能による自動分析および提案機能、マッチングサービスなどに新たなサービスや機能が登場している。さらに、リモートワーク(テレワーク)を前提とした物件の選び方など、ユーザーにとって有用なコンテンツ・記事についても各社において拡充されていることが特徴だ。
ブロードバンドセキュリティは今回の調査から、賃貸不動産情報サイトにおいて機能やサービスが拡充される一方で、サイトのパフォーマンス(表示速度や安定性)が各社共通の課題であり、トップページだけでなく検索結果の表示や物件情報の表示など全ての画面において、今後は表示速度の向上がより求められるようになると見ている。
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