東急建設は、事業承継などを支援するコンサルティング活動を進めている。企業訪問実績が2022年3月で100社、2022年6月には130社に達する見込みとなっている。
東急建設は2022年3月1日、事業承継などを支援するコンサルティング活動の企業訪問実績が同月で100社、2022年6月には130社に達する見込みを発表した。
同活動は、東急保険コンサルティングとともに2020年7月に開始した。対象企業を直接訪問し、事業承継支援や財務状況分析、人手不足への助言などを実施するものとなっている。
事業承継支援では、経営後継者がいない企業などに向けて、M&Aを含めた引き継ぎ先を紹介している。実際に複数の企業からの要望を受け、検討を進めているという。
財務状況分析は、企業の財務状況や株価推移を分析し、第三者目線でアドバイスするものとなっている。
人手不足に関しては、労務状況の現状確認や相談に対応している。今後は入職支援にも取り組む予定となっている。
同社は今後も、2年に1回のペースで直接訪問を継続する。また、後継者育成を支援する施策として、同社への後継者のインターンシップなどを含めた総合的な人材育成を将来的に検討する。
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