浜松町二丁目地区市街地再開発組合は、東京都港区で、共同住宅や事務所、商業施設、港区文化芸術ホールで構成される複合施設の計画を進めている。
三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、鹿島建設、世界貿易センタービルディングが参画する浜松町二丁目地区市街地再開発組合は、東京都港区で計画を進める複合施設の開発プロジェクト「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」が2021年2月に着工したことを発表した。
浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業は、東京都港区浜松町に存在した世界貿易センタービルの建て替えと隣接街区の再開発を目的とした計画。具体的には、浜松駅と周辺市街地をつなぐ結節点となる安全で快適な街づくりを目標とし、都市に潤いと賑(にぎ)わいをもたらす多様な機能を備えた共同住宅や事務所、商業施設、港区文化芸術ホールで構成される複合施設を整備する。
浜松町二丁目地区市街地再開発組合は、2017年1月に都市計画決定の告示を東京都より受けて2018年11月に設立した。その後、2020年3月に権利変換計画の認可を受けて、世界貿易センタービルなどの解体工事を実施し、今回の着工に至った。今後は、2024年11月に共同住宅や事務所などを配置する複合施設の高層部が竣工し、2026年12月に全体の竣工を予定している。
浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業で開発する複合施設は、地下2階/地上46階建て、高さは約185.43メートルで、延べ床面積は約7万3990平方メートル。所在地は東京都港区浜松町二丁目地内で、敷地面積は5888.55平方メートル。
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