在宅勤務と室内環境に関する意識調査を実施、半数がリビングダイニングで在宅勤務産業動向(1/3 ページ)

旭化成建材と快適空間研究所は、2021年1〜2月に在宅勤務を経験した30〜59歳の男女を対象に、在宅勤務と室内環境に関する意識調査を実施した。リサーチの結果によれば、対象者の54.1%が「リビングダイニング」で主に在宅勤務をしていることが判明した。

» 2021年09月22日 07時00分 公開
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 旭化成建材と快適空間研究所は、1都3県内に住み、既婚者で配偶者2人以上と同居し、2021年1〜2月に在宅勤務を経験した30〜59歳の男女1065人を対象に、「在宅勤務」「家族や自分時間の過ごし方」「室内環境に関する意識や満足度」について2021年3月5〜9日に調査し、リサーチの結果を2021年6月30日に発表した。

温熱性能の高い住まいに住んでいる人は全体の60%が「満足」と回答

 調査結果によれば、「効率的に仕事ができる環境」「仕事に集中できる環境」「仕事中にリラックスできる環境」「仕事中にリフレッシュできる環境」「住宅内でオン・オフの切り替えができる環境」に関する満足度について対象者に聞いたところ、いずれも「大変満足」もしくは「満足」と答えた人の割合は40%前後となった。

「在宅勤務環境に対する満足度」への回答 出典:旭化成建材プレスリリース

 「大変不満」「不満」「どちらかといえば不満」のいずれかを答えた対象者の割合が最も多かったのは「住宅内でオン・オフの切り替えができる環境」だった。

 在宅勤務の環境に関して対象者に質問し、「大変満足」もしくは「満足」と返答した人の割合を居住する戸建て住宅の温熱性能別に比べたところ、温熱性能の高い住まいに住んでいる人は全体の約60%が「大変満足」あるいは「満足」と答えていた。このことから、在宅勤務環境の満足度に住宅の温熱性能が関係していることが判明した。

「戸建て住宅の温熱性能別の在宅勤務環境満足度」への回答 出典:旭化成建材プレスリリース

 「新型コロナウイルスが収束後、出社と在宅勤務はどの位の割合が良いか」と対象者に質問したところ、「在宅勤務の方を多めに」と答えた人は全体の30.4%で最多だった。次に、「半々くらい」は25.4%で、「ほとんど毎日在宅勤務」は20.5%となり、全体の76.4%がテレワークの継続を望んでいることが分かった。

「新型コロナウイルスが収束後、出社と在宅勤務はどの位の割合が良いか」への回答 出典:旭化成建材プレスリリース

 「新型コロナウイルス感染拡大前と今とを比べた“仕事と家族・自分時間におけるバランス”の変化」について対象者に質問したところ、「かなり変わった」「変わった」「少し変わった」のいずれかを答えた人は全体の61.2%で、過半数がコロナ禍による変化を体感していることが見られた。

 「自宅で自分が好きに使える時間の在宅勤務による増減」について対象者に聞いたところ、「かなり増えた」もしくは「少し増えた」と返答した人は全体の66.6%で半数を超えた。性別と年代別では、女性の30代で「かなり増えた」と回答した人が27.5%で最も多かった。

「自宅で自分が好きに使える時間の在宅勤務による増減」への回答 出典:旭化成建材プレスリリース
「自宅で自分が好きに使える時間の在宅勤務による増減」への性別と年代別の回答 出典:旭化成建材プレスリリース
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