伊藤忠都市開発と東京建物は、東京都墨田区両国2丁目で新築分譲マンション「クレヴィア両国 国技館通り」の開発を進めている。MRCの調査によれば、クレヴィア両国 国技館通りは、両国の目抜き通りに位置する国技館通り沿いで約10年ぶりに供給される物件で、総戸数50戸以上の物件としては初となる。
伊藤忠都市開発と東京建物は、東京都墨田区両国2丁目で開発中の新築分譲マンション「クレヴィア両国 国技館通り」が2022年4月下旬に竣工を予定していることを発表した。
計画地は、JR総武線「両国」駅から徒歩2分で、都営大江戸線「両国」駅から徒歩9分の場所にあり、都心主要駅へのアクセスが良好な2駅2路線を利用でき、利便性に優れている。
建物は、地上14階建てで、共用部として、2階に多様な用途で使える空間「ACTIVE BASE」を設置する。ACTIVE BASEには、ストレッチのエリアや子どもの遊び場になる「ホール」や家族でサイクリングが楽しめる「シェアサイクル」と「サイクルポート」、スポーツ後などに手洗いが行える「クリーンアップコーナー」、アウトドア用品などをシェアする「備品シェアBOX」を備える。
14階には、窓辺のカウンター席「スカイビューラウンジ」と、リモートワークや読書、勉強などでの利用に応じる予約制の個室ブース「+HANARE Common」を配置する。+HANARE Commonは、Wi-Fiを完備し、予約方法はマンション専用のWebサイトでの申し込みを想定している。
専有部は、共働き世帯の増加や働き方改革に伴うテレワークの増加によるニーズの多様化と、サードプレースへの需要の高まりを踏まえ、さまざまなライフスタイルに対応する1R〜3LDKの多彩な住戸プランを設ける。各プランは、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて使用可能な部屋を目指し、可動式の収納家具を採用。可動式家具は、自由に動かして空間を仕切れるため、部屋のレイアウトを変更しやすい。
また、一部の間取りには、「一人住まい」の新しいかたちを提案するコンパクト住戸プラン「nanoni」を導入する。nanoniでは、未来のライフスタイルと新しい住み心地の創出を目標に、収納やキッチン、水まわり、居室を設計する。
クレヴィア両国 国技館通りは、地上14階建てで、延べ床面積は4334.04平方メートル。所在地は東京都墨田区両国2丁目9番1他(地番)で、敷地面積は612.66平方メートル。総戸数は、77戸(事業協力者住戸9戸)で、間取りは1R〜3LDK、専有面積は25.63〜67.39平方メートル。設計・監理は、IAO竹田設計 東京第三事務所が担当し、施工は佐藤工業 東京支店が担った。販売予定時期は2021年5月下旬を予定している。
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