CADENASは、BIMオブジェクトをRevitとAutoCADから直接取り込める「BIMcatalogs.net プラグイン」の最新バージョンを同社のポータルサイトBIMcatalogs.netとAutodesk App Storeで公開した。
独CADENASは2021年5月20日、建築設計者向けBIMオブジェクトを公開しているポータルサイト「BIMcatalogs.net」について、Autodesk RevitとAutoCAD Architecture ツールセットを対象にしたプラグインの最新バージョンをリリースした。Autodesk App Storeで無料で利用でき、建築設計者やプランナーは、メーカー公認のBIM/CADオブジェクトに、Revit 2021やAutoCAD Architecture ツールセットから直接アクセスして、設計に組み込むことができる。
BIMcatalogs.net プラグインから読み込まれる製品データは、常に最新の状態に保たれている。製品情報に変更があっても、最新の製品データを既存の設計から直接ダウンロードすることが可能。
新バージョンでは、「ネストしたファミリ」でもリンクされるようになり、追加した部品もCADシステムに直接統合され、それぞれの部品リストに記載されるだけでなく、必要に応じて個別にも表示できる。
BIMcatalogs.net プラグインは、RevitとAutoCAD Architectureに加えて、ARCHICAD、ALLPLAN、SketchUp、Vectorworks、BricsCAD、Teklaの各CADソフトウェアにもシームレスに統合されており、CADENASのWebサイトから無料でダウンロード可能。上記6つのCADソフト全てで、建築設計者やプランナーは、使い慣れたソフトウェア環境で、利用可能なBIMオブジェクトを直接検索して選択できる。提供しているBIM データの多くは、異なるLOD(Level of Development)またはLOG(Level of Geometry)に対応し、ユーザーはプランニングプロセスを通して異なるLOD/LOGを簡単に切り替えられる。
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