プリンスホテルは、静岡県熱海市で、ホテルブランド「プリンス スマート イン」の2号店「プリンス スマート イン 熱海」を2021年4月21日にオープンする。プリンス スマート イン 熱海は、顔認証やスマートキーの技術を活用することで、チェックインとチェックアウトの受付業務、荷物の預かり、鍵の貸与といったホテル業務の効率化を図る。
プリンスホテルは、静岡県熱海市で、ホテルブランド「プリンス スマート イン」の2号店「プリンス スマート イン 熱海」を2021年4月21日に開業する。
プリンス スマート イン 熱海の構造・規模は、RC造地上8階建てで延べ床面積は約3499平方メートル。所在地は、JR「熱海」駅から徒歩約3分の静岡県熱海市春日町17-14。客室数は125室で、部屋のタイプは専有面積が18.71〜19.63平方メートルのツインルームが70室、専有面積が15.38〜17.17平方メートルのダブルルームが54室、専有面積が19.99平方メートルのユニバーサルルームが1室。
付帯施設はレストラン、ランドリー、喫煙室、普通車63台分の駐車場。設計は浅井謙建築研究所、施工は西武建設が担った。着工は2019年4月で、竣工は2020年7月。
宿泊客は専用アプリから、宿泊予約とチェックアウトをすることが可能で、アプリ内では1泊ごとにスタンプが押され、10スタンプで1泊無料となる。
プリンス スマート イン 熱海のチェックインは、ロビーの自動チェックイン機で顔認証するだけで完了し、チェックイン前に荷物をホテルに預ける場合は、ロビーに設置されたロッカーにユーザー自身で収納する。ロッカーは、専用アプリで宿泊予約した後に、利用者のスマートフォンに送信される2次元コードを使用することで施解錠する仕組みだ。
また、ロビーには、マップ型デジタルサイネージを設け、観光情報やグルメ情報を表示する他、宿泊客が入力したコメントを映し、来館者同士の情報交換とコミュニケーションの場としても機能する。
客室の鍵は、宿泊予約時にアプリのアカウントに送られるスマートキーで開けられる。全客室内には、多言語対応スマートスピーカーを備え、部屋の機能や使用方法の質問に回答する他、館内案内や音楽プレーヤーとしても使える。一部の客室では、天気予報や音楽を流せる「スマートミラー」も取り付ける。
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