大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道は、大阪・難波中2丁目で、ホテル京阪の9階建てホテルの建設を2023年春の開業に向け計画を進めている。
大成建設、関電不動産開発、南海電気鉄道の3社はこのほど、ニッピが所有する大阪府大阪市浪速区難波中2丁目の土地を賃借し、共同事業で開発することを明らかにした。再開発事業の名称は、「(仮称)難波中2丁目開発計画のうちC敷地計画」。
計画地は、地名地番で大阪府大阪市浪速区難波中2丁目20番1、21番3で、敷地面積は2004.84平方メートル。南海電鉄及び大阪メトロ御堂筋線の「難波」駅から至近のなんばパークス南側に位置する。
建設する施設は、ホテル京阪のS造地上9階建てオープンホテル「(仮称)ホテル京阪 なんば グランデ」となる見通しで、客室数は249室でレストランも備える。外観デザインは、なんばパークスとの連続性を踏まえ、「緑の丘」の「地層」をコンセプトとし、賑(にぎ)わいあふれる難波の街の中に、家でくつろぐように滞在できるホテルを開発する。
ホテル京阪 なんば グランデの建築面積は1131.44平方メートル、延べ床面積9337.07平方メートル。2021年7月に着工し、2023年1月の完成を目指す。
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