JAGフィールドは、20代〜60代の建設業界に携わるエンジニア1055人を対象に、プラント建設に関する意識調査を実施した。結果、プラント建設に関心があることや今後も需要の高い仕事だと考えていることが明らかになった。
JAGフィールドは、20代〜60代の建設業界に携わるエンジニア1055人を対象に、インターネットを用いて、プラント建設に関する意識調査を2021年1月15日〜2021年1月16日に行い、結果を同年2月15日に発表した。
調査結果によれば、「プラント建設分野に興味があるか」と、対象者に聞いたところ、「はい」と答えた人は全体の76.6%で半数を超え、「いいえ」と回答した人は全体の23.4%となった。
「どのような職種に携わってみたいと思うか」という質問では、対象者の37.6%が「設計」と回答し、最も多かった。次に、「施工管理」は26.4%、「安全管理・品質管理」は23.7%、「調達業務」は7.1%、「CADオペレーター」は3.5%、「ドキュメントコントローラー」は1.3%、「その他」は0.4%。
「プラント建設は今後も需要がある仕事だと思うか」と、対象者に質問したところ、「はい」と答えた人は全体の89.6%で過半数となり、「いいえ」と回答した人は全体の10.4%となった。
「プラント建設に関わる魅力は何だと思うか」という質問では、「社会的役割を果たすことが多い」と回答した対象者が全体の44.5%を占め、最多だった。次いで、「プロジェクト規模の大きさ」は23.8%、「給与が高そう」は16.6%、「ゼネコン・サブコンとは違う経営体質」は7.2%、「エンドユーザーとして活躍できる」は6.9%、「その他」は1%と続いた。
また、「プラント建設はSDGsでどのような貢献ができる」と対象者に窺(うかが)ったところ、「インフラ整備を通じて環境対策に対する開発目標が継続可能となる(40代/男性/千葉県)」「環境、自然などの維持に貢献することができる(50代/男性/滋賀県)」「再生エネルギー関連の建設で二酸化炭素を削減できる(60代/男性/東京都)」「下水道プラントは川や湖に流れ込む水をきれいにできる(60代/男性/茨城県)」といった意見が寄せられた。
今回の調査では、建設業界のエンジニアがプラント建設に関心があることや今後も需要の高い仕事だと考えていることが明らかになった。
調査時期:2021年1月15日〜2021年1月16日
調査対象:20代〜60代の建設業界に携わるエンジニア
調査手法:インターネットによるアンケート調査
アンケート回収数:1055人
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