リアル建設は、建設業界が抱える労働力不足などの課題解決の支援を目的としマッチングプラットフォーム「C-IMSS」を2021年4月1日にリリースすることを発表した。
リアル建設は、建設業界の課題解決型マッチングプラットフォーム「C-IMSS(シーアイムス)」を2021年4月1日にリリースすると発表した。
C-IMSSは、建設業界が抱える労働力不足などの課題解決の支援を目的としたWebプラットフォームで、現場マッチング支援、見積もり支援、挑戦力支援の3つのサービスを提供する。「建設業界相互支援システム=Construction Industry Mutual Support System」の頭文字を取って命名された。
現場マッチング支援は、全国を対象に、「工種」「エリア」「期間」を選択し、工事案件や施工会社の空き情報を検索できる。スマートな現場マッチングで請負契約を円滑に行うことができる。
見積もり支援では、関東、関西と甲信越の一部を対象に、工事案件に必要な材料の早期把握・調達を支援する。現場マッチングで登録した案件情報から、簡単に業者へ見積もりを依頼可能だ。
挑戦力支援では、関東、東海、関西と甲信越の一部を対象に、外国人技能実習生の自動車運転免許取得をサポートするため、eラーニングを使った日本の運転免許学科試験の学習を提供する。
建設業界では、インフラの老朽化や自然災害により工事案件が増加する一方で、仕事の担い手が減少している。工事案件を抱える発注業者と施工会社とを結び付け、建設業界を活性化し、堅実なインフラ整備で人々の暮らしを守りたいという願いから開発したということだ。
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