高松コンストラクショングループは、丸紅アークログが運営するBIMオブジェクトの総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」の活用などを盛り込んだ業務提携を結んだ。今後、同グループの高松建設と青木あすなろ建設の建築設計部門で、Arch-LOGの利用を促進し、BIMオブジェクトの拡充を図るとともに、BIM活用を進めていく。
高松コンストラクショングループ(TCG)は2020年7月7日、BIMオブジェクトの総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」を運営する丸紅アークログと、BIMオブジェクト拡充と同プラットフォーム活用のための業務提携を締結したことを発表した。
Arch-LOGには、一般的な部材や建材メーカーが作成している資材、各素材のカタログデータだけでなく、衛生陶器や厨房機器、医療機器などのデータも同一のプラットフォームに格納されている。
Arch-LOGを活用することで、多種多様なオブジェクトの検索やBIMに取り込む手間、素材選択とサンプルの依頼、色彩などを確認するために必要なマテリアルボードの作成などを降雨率的に進められる。また、3Dモデルの情報から完成予想図を作成するレンダリング機能を活用することで、関係者間における意思決定の迅速化を図れる。
高松コンストラクショングループでは、上記のメリットを最大限活用していくため、まずは高松建設と青木あすなろ建設の建築設計部門で、Arch-LOGの利用を促進し、BIMオブジェクトの拡充を図るとともに、BIM活用を推進していく。
なお、高松コンストラクショングループの高の正式表記ははしご高。
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