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» 2020年05月28日 07時00分 公開

独自開発するBIMの機能強化を狙い、長谷工が丸紅アークログと業務提携産業動向

長谷工コーポレーションは、分譲マンションの開発に特化した体制と設計・施工比率の高さを生かすため、独自設計のBIMを開発している。このほど、機能強化の一環で、丸紅アークログとの業務提携に踏み切った。

[BUILT]

 長谷工コーポレーションはこのほど、BIMオブジェクトの総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」を運営する丸紅アークログと、BIMオブジェクト拡充とプラットフォームの活用に関する業務提携契約を締結した。

 今回の業務提携には、長谷工コーポレーションが、分譲マンションの開発に特化した体制と設計・施工比率の高さを生かすため、開発を進める独自のBIM「長谷工版BIM」が関係している。

 長谷工版BIMは、設計者や施工者だけでなく、建材や什器(じゅうき)のメーカーなどでも利用されるため、さまざまなBIMオブジェクトを集約し、管理するプラットフォームを構築する必要があった。条件を満たすため、BIMオブジェクトのプラットフォームであるArch-LOGの使用を含んだ業務提携に踏み切った。

 Arch-LOGには、一般的な建築部材や建材メーカーが作る部材のオブジェクト、各素材のカタログデータだけでなく、衛生陶器や厨房機器、医療機器などのデータが格納されている。Arch-LOGを使うことで、多種多様なオブジェクトの検索やBIMに取り込む手間、素材選択からのサンプル依頼、色彩などを確かめるために要するマテリアルボードの作成で省力化を図れる。また、高精細なレンダリング機能を用いて、関係者間の意思決定を迅速化することも容易だ。

 今後、同社では、設計部門全体でArch-LOGの利用を促進し、BIMオブジェクトの拡充を推進するとともに、デジタルトランスフォーメーションを加速させる取り組みの一環としてBIMを使用していく。

Arch-LOGのオブジェクト検索画面 出典:長谷工コーポレーション
BIMと連動したレンダリングのイメージ 出典:長谷工コーポレーション
Arch-LOGのマテリアルボードの作成イメージ 出典:長谷工コーポレーション

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