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» 2020年10月30日 08時00分 公開

日立、感染症リスクを軽減した新型エスカレーターBAS

日立製作所と日立ビルシステムは、日本市場向けに機能性・意匠性を高めた新型エスカレーター「TXシリーズ」と、エスカレーター用感染症リスク軽減ソリューションの販売を開始した。

[BUILT]

 日立製作所と日立ビルシステムは、新型エスカレーター「TXシリーズ」と感染症リスク軽減ソリューションを2020年9月30日から販売開始した。

 TXシリーズは日本市場向けに機能性・意匠性を高めた新製品である。またエスカレーター用感染症リスク軽減ソリューションを体系化したことにより、ハンドレール除菌装置などをラインアップに追加した。

新型エスカレーター「TXシリーズ」の外観イメージ 新型エスカレーター「TXシリーズ」の外観イメージ 出典:日立製作所

 新型エスカレーターは、アジア市場向けのTXシリーズの設計を元に日本向けに仕様とデザインを最適化した。利用者が自然と安全なエリアに乗るようデザインした「スミマル」や、構造の見直しや照明の小型化などで実現したミニマルなデザインの欄干を特長とする。また、正しい乗り方を示すエスコートサインを有償でハンドレールへ記載できる。

従来のステップと新デザインのステップの比較 従来のステップと新デザインのステップの比較 出典:日立製作所
欄干意匠(イメージ):ENタイプ(左)、Lタイプ(中央)、EPタイプ(右) 欄干意匠(イメージ):ENタイプ(左)、Lタイプ(中央)、EPタイプ(右) 出典:日立製作所
エスコートサイン(イメージ) エスコートサイン(イメージ) 出典:日立製作所

 日本市場向け従来機種「VXシリーズ」の安全・安心や省エネルギー機能も継承した。

 基本仕様には、利用者が少ない時は遅さを感じない程度の減速制御を行い、約6%の省エネ効果があるというエコモード運転や、緊急停止時に緩やかに減速して利用者のケガを防ぐソフトストップ機能、運転時の注意喚起や利用者に適切な距離を取ることを促す気くばりアナウンスがある。

 有償仕様には、通常は分速30m、無人時に分速10mで運転し、約16%の省エネ効果があるという無人時微速運転、無人時に運転停止し、約24%の省エネ効果があるとする自動運転システム、さらに、自動で稼働情報の収集や機器の診断を実施し予防保全を行う自動診断運転がある。

 感染症対策のニーズを受け新たに販売する感染症リスク軽減ソリューションは、紫外線の照射により運転中にハンドレールの除菌を常時行えるハンドレール除菌装置と、手ふき用液のハンドレールクリーナーで、いずれも有償仕様として追加した。その他、既存の有償仕様には抗菌ハンドレール、ステップマーキング、ハンドレールの自動清掃機などがある。これらは併用不可でいずれか1つの適用とし、保全商品のため日立ビルシステムと保全契約が必要なものを含む。

ハンドレール除菌装置(イメージ) ハンドレール除菌装置(イメージ) 出典:日立製作所

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