村山建設の事業ブランド「KOMOREBINOOK(コモレビヌック)」と、CLAVIS HELICE(クラビスへリス)は、環境負荷が少ない設計・施工を実現する「めぐる工務店PROJECT」をスタートする。
村山建設の事業ブランド「KOMOREBINOOK(コモレビヌック)」と、CLAVIS HELICE(クラビスへリス)は、環境負荷が少ない設計・施工を実現する「めぐる工務店PROJECT」をスタートする。
「めぐる工務店プロジェクト」とは、SDGs(持続可能な開発目標)を始め、行政の方針や法律など既に基準やターゲットは存在するが、これまで課題とされていた現場レベルでの実践や、アクションの具体化にチャレンジするものだ。自然との共存をテーマに自然素材を活用した空間づくりを提案してきた同社と、サステナビリティ(持続可能性)の推進を専門としたプロジェクトデザインスタジオのクラビスへリスが連携し、2020年8月5日に開始した。
第一弾として、村山建設をモデルに空間づくりにおける設計/施工プロセスを9つのカテゴリーで分類し、それぞれで環境負荷の削減をはじめとする目標と改善アクションを構築した。次に、設計や施工といった空間づくりにおいて、持続可能な空間づくりにおけるデザインの考え方や資材調達の基本ルール、労働者の環境などの"サステイナブルガイドライン"の作成を行った。
事業面だけではなく、自然の大切さやつながりを体感できるユーザー向け体験型コミュニティーの運営や、“それぞれのエシカル(道徳・倫理的)な暮らしを見つける”をテーマとしたオウンドメディア「めぐるマガジン」もスタートする。さらに、持続可能な工務店モデルづくりを念頭に、新型コロナウイルス感染拡大などによる働き方と暮らし方の変容、超高齢化に伴う家と地域の在り方の変化など、時代の流れにも柔軟に対応できる商品・サービスの提案も行う予定だ。
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