積木製作がVRトレーニングの新コンテンツ「脚立作業の危険性」を開発メンテナンス・レジリエンス OSAKA 2020

積木製作は、現場作業員向けVR体験型の教材として、「安全体感VRトレーニング」の新コンテンツ「脚立作業の危険性」を制作した。

» 2020年07月28日 06時00分 公開
[BUILT]

 積木製作は、建設総合展「メンテナンス・レジリエンス OSAKA 2020」(2020年7月29〜31日、インテックス大阪)内の「i-Construction推進展2020」で、現場作業員向けVR教材「安全体感VRトレーニング」の新コンテンツ「脚立作業の危険性」や点群を活用した「災害対策VR」をPRする。

 安全体感VRトレーニングは、被験者がVR空間上でさまざま現場作業を体験して、事故につながる危険性を体感的に学べる教育ツール。これまでに、「可搬式作業台を使用した危険体験」「開口部廻りの危険体験」「外部仮設足場における危険体験」「ゴンドラ作業中の墜落体験」といったコンテンツをリリースしてきた。

「ゴンドラ作業中の墜落体験」の画像 出典:積木製作

 今展では、正式発売に先駆け、脚立作業での危険を仮想空間で再現した初のVR体験会を開く。脚立作業の危険性は、富士電機の監修協力を受け開発中のVRコンテンツ。体験会では、独自開発した脚立型の専用ツールを用いて、複数あるマルチシナリオの中から一部を試すことができる。

 一方の災害対策VRは、ゲーム制作で広く使われているゲームエンジン「Unity」で作ったコンテンツで、これまでに無い点群データのVR利用として紹介する。

総力特集:

「メンテナンス・レジリエンスOSAKA 2020」

 メンテナンスと国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)に焦点を絞った建設総合展「メンテナンス・レジリエンスOSAKA 2020」が2020年7月29日、インテックス大阪で開幕する。

 コロナ禍の中で、ひさびさとなる建設展の開催となった本展では、インフラ検査・維持管理をはじめ、建設資材、防災・減災、i-Construction、労働安全衛生など、最先端の資機材やサービスが一堂に会する。特集ページでは、会場でのブース取材やセミナーレポートで、インフラの最新テクノロジーや市場動向を紹介する。

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