元請け業者と下請け業者の契約で「明確な工事内容」が記されているかを調べたところ、改善すべき点が全体のうち約6.0%の工事で存在した。
誤りがあった件数は70件で、明記されていなかった項目は多い順に、「機械費」(31件)、「材料費」(22件)、「数量」(14件)、「契約工種(1件)」。記載漏れの理由は、「明記の必要性の認識不足」「慣例による不明記」「見積書などでの明示の不明記」が全体の約70%に上った。
請負代金の支払い方法では、全体のうち4件に間違いがあり、「労務費が現金払いでない」が3件で、「支払方法の記載なし」が1件だった。ミスが発生した要因としては、「認識不足」の回答が全体の約80%で大半だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.