ユニオンテックは、内装工事業で培ったノウハウやユーザーからの意見を生かし、協力会社との施工体制のコンディションを可視化するWebサービスを開発した。
建設工事マッチングプラットフォーム「CraftBank」を運営するユニオンテックは2020年5月18日、CraftBankのサービスとして、協力会社との施工体制のコンディションを見える化するデジタルツール「協力会社体制診断」をリリースした。
協力会社体制診断は、ユーザーが指定のWebページにアクセスし、所要10分程度の質問に回答することで、協力会社との間に生じている課題を特定するWebサービス。
ユーザーは協力会社体制診断を実施することで、今まで自覚していなかった施工体制の問題を明確化することで、具体的なアクションを起こせるようになる。CraftBankのオプションサービス「CraftBankライトプラン」では、診断で抽出された問題の解決を支援。具体的には、高い技術力を有す協力会社の確保や適正な外注費での協力会社への発注をサポートし、高品質な施工や粗利率のアップを後押しする。円滑に発注先も見つけられるようになるため、発注先が決まらないなどのトラブルを未然に防ぎ、スムーズな工程管理が可能になる。
Webサービスを開発した理由をCraftBankは、「協力会社を含めた施工体制の状態が可視化できるツールが今までなく、ユーザーから自社のコンディションがよく分からないといった声が寄せられていた」と説明する。そこで利用者の意見を反映し、20年にわたり培ってきた内装工事業の知見を生かして、協力会社との関係性診断を完成させた。
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