天井まで高さがある室内ドアの新作は、極細スリットガラス搭載タイプ製品動向

神谷コーポレーション湘南は、天井まで高さがあるドア「フルハイトドア」のラインアップに、極細スリットガラスを搭載したタイプを新たに追加した。

» 2020年04月10日 09時00分 公開
[BUILT]

 神谷コーポレーション湘南は、2020年1月に極細のスリットガラスをデザインした新作フルハイトドア「G-0型」と、同じコンセプトで開発した機能製品「新明かり窓C」を発売した。

スリットの幅は5ミリ

 G-0型は、既存のフルハイトドアシリーズに、アクリルガラス製スリットを取り付けた製品。スリットの幅は5ミリで、極細のスリットを通して光が差し込み、部屋にアクセントを与えられる。フルハイトドア「DANTE」「PALIO」「CARIO」「LUCENTE」「SINA」「GIULIA」「CUBE」「自動ドア」の8シリーズに対応している。

極細のスリットガラスをデザインしたG-0型のイメージ 出典:神谷コーポレーション湘南
夜間にはスリットから光が差し込み、ドアの位置を容易に把握可能 出典:神谷コーポレーション湘南

 新明かり窓Cは、扉の上部に幅10ミリのアクリルガラスをはめ込んでおり、スリット越しに光を感じられる。明かり窓の形状は、従来の円形ではなく、ライン型を採用しており、同社のフルハイトドア「F-1型」「F-6型」「KF-6型」に応じている。

新明かり窓C 出典:神谷コーポレーション湘南

 神谷コーポレーション湘南は、フルハイトドアの専門メーカーで、海外で開催される展示会を毎年視察し、ドアのトレンドや最新の技術などを研究して、新製品を開発している。フルハイトドアは、木製ドアの高さを上げるほど、反ってしまうという課題を解消した製品で、独自の構造により枠も見えない。

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