CONCENTRATIONエリアでは、速さや正確性が求められる作業をしたい時と、誰にも邪魔されずにじっくり考えに専念したい際に“籠(こも)れる場”を提案した。2020年1月から発売される新製品「drape」と「Snow Hut」の新型「多人数用 2400×2400タイプ」も展示された。
drapeは、リーズナブルなワークブースをオフィスに導入したいという顧客の要望に応えて開発した製品。最小1平方メートルのスペースに置ける1人用ワークブースで、複数のパネルで囲うようなデザインをしており、天板も内部に取り付けられている。
セミクローズタイプでありながら、吸音パネルにより密閉感が高く、業務への集中やWeb会議、電話など外部の音を遮りたい時に役立つ。カラーバリエーションは、18パターンあり、オフィスのレイアウトとコーディネートしやすい。
ワークブースを構成するパネルの枚数が異なる3タイプをラインアップしている。パネル3枚(トライ)タイプのサイズは1000(幅)×1000(奥行き)×1520/1920(高さ)ミリ。価格は、パネルと天板がセットで、19万7600円〜(税別)。
パネル4枚(テトラ)タイプのサイズは、1000(幅)×1200(奥行き)×1520/1920(高さ)ミリ。価格は、パネルと天板のセットで、24万100円〜(税別)。
パネル5枚(ペンタ)タイプのサイズは、1040(幅)×1200(奥行き)×1920(高さ)ミリで、立ち姿勢もしくは中腰の体勢で使用する。サイズは1040(幅)×1200(奥行き)×1900(高さ)ミリで、パネルと天板のセットで、30万2600円〜(税別)。
トライとテトラは、テーブルの天板の高さが2種類あり、立ちでも座りでも使え、パネル高さは用途に応じ2種類から選べ、イスはオプションとなる。テトラとペンタは、背面のパネルで、背後からの視線を遮れる。いずれも照明はオプション。初年度の販売目標は1億円だという。
Snow Hutは、ガラスや吸音パネルの壁面と天井のルーバーなど構築されたセミクローズのワークブース。多人数用 2400×2400タイプは、最大で8人まで入れ、多人数の打ち合わせなどを進められ、単体のテーブルやキャスター付きの椅子もブース内に置ける。
サイズは、2400(幅)×2400(奥行き)×2100(高さ)ミリ。価格は、本体と外装パネルで、213万7500円(税別)で、専用天板、イス、天井ルーバーは別途料金がかかる。
1人用Snow Hutに取り付けられる上下昇降板と専用ソファもPRされた。ワークブース内で稼働する電動上下昇降板と対応するソファをラインアップすることは業界初だという。
天板は、高さ650から1250ミリまで電動で上下昇降し、専用ソファは座面がスライドし、立った際には、座面が壁側に移動するため、コンパクトなブース内でも、姿勢を容易に変えられる。
1人用Snow Hut(上下昇降板と専用ソファ設置時)の価格は、146万2100〜(税別)。配送費、施工費は別途必要。
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