VR/ARが描くモノづくりのミライ 特集

AR機能を活用した「ハセガワ AR」と事業者向け通販サイト内で連携AR

モノタロウは、事業者向け通販サイト「モノタロウ」で、脚立やはしごを試し置きできる「ハセガワAR」との連携を発表。QRコードを読み取り、商品を置きたい場所に原寸大で配置できる。

» 2019年11月05日 08時00分 公開
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 MonotaRO(モノタロウ)は、2019年10月3日、事業者向け通販サイト「モノタロウ」で、脚立やはしごを試し置きできる「ハセガワAR」との連携を発表した。ユーザーはiPhone/iPad等の端末を使って、長谷川工業製の脚立やはしご、三脚の約190品のアイテムを、AR機能(拡張現実)で室内などに自由に設置できる。こアイテムを配置したい場所の高さやスペースを計らなくても、最適な製品サイズを確認することが可能だ。商品選択時のサイズ指定ミスを減らし、スムーズな商品購入が実現できるという。

photo 「ハセガワAR」概要 出典:モノタロウ

 利用方法は、「モノタロウ」の長谷川工業製の商品ページのQRコードを読み取って行う。商品を置きたい現場に原寸サイズで配置し、端末の画面上でイメージを確認することが可能となる。利用にはiOS12.1以降のiPhone/iPad端末が必要だ。

 「ハセガワ AR」とは、足場関連製品のパイオニア企業である長谷川工業が開発したAR機能(拡張現実)。専用のアプリなしで、現実の世界に原寸サイズの脚立やはしごを表示する業界初のサービスだ。サイズ違いによる危険な作業を減らすだけでなく、作業の安全性も高まるという。サービス対応商品は今後も順次拡大する予定だ。

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