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» 2019年09月02日 07時00分 公開

BIM:GLOOBEの確認申請用テンプレ無償提供、BIMで組織を超え標準化を実現した国内初の事例 (1/3)

福井コンピュータアーキテクトとJ-BIM研究会は、純国産のBIM建築設計システム「GLOOBE 2019」で利用可能な「GLOOBE確認申請テンプレート 2019」と「GLOOBE確認申請テンプレート 2019活用マニュアル」を開発した。

[遠藤和宏,BUILT]

 福井コンピュータアーキテクトは2019年8月22日、純国産のBIM建築設計システム「GLOOBE 2019」で利用可能な「GLOOBE確認申請テンプレート 2019」と「GLOOBE確認申請テンプレート 2019活用マニュアル」の無料配布を開始した。

建物外部と内部の法規制のチェックが容易に行え、適正な図面化を後押し

 両製品は、J-BIM研究会のメンバーを中心に構成されるBIM申請分科会の各社スタッフと、福井コンピュータアーキテクトが協力して、ユーザーの意見を集約し完成させた。

法規制のチェックをサポートするGLOOBE確認申請テンプレート 2019
J-BIM研究会 BIM申請分科会リーダー 東畑建築事務所 情報システム室 BIM設計推進室 部長の中田秀司氏

 GLOOBE確認申請テンプレート 2019は、平面図の凡例表現と建築確認申請図面に必要な情報を統一し、建築確認申請に求められる各種図面を自動生成するアドオンソフト。自動化できない表現を加筆情報として統合し、GLOOBE 2019の部品機能に登録できる。建物外部と内部の法規制のチェックが容易に行え、適正な図面化を後押しする。

 テンプレートの製作では、面積の求積や算定方法の一本化、GLOOBEの機能、操作性の改善などが進められた。

 2019年8月21日に都内で開催された記者発表会で、J-BIM研究会 BIM申請分科会リーダー 東畑建築事務所 情報システム室 BIM設計推進室 部長の中田秀司氏は、「BIM申請分科会では、発足当初からBIMでの建築確認申請の実現に向け、各社の事例を調べ、データや運用の在り方などを確かめてきた。こういった調査に基づき、GLOOBE確認申請テンプレート 2019とその活用マニュアルを作成した。この取り組みは、建築確認申請という枠組みに限定されるが、BIMで組織を超えた標準化を実現した国内初の事例になる」と語った。

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