大林組は、建設作業員向け体調管理システム「Envital」の機能を見直し、スマホレスとなり、作業員はリストバンドを着けるだけで、体調管理ができるようになった。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
大林組は、建設現場で働く作業員の健康状態と作業場所の環境状況を一元管理する「Envital」のバイタルセンサーを刷新し、バージョンアップしたことを明らかにした。
大林組は、建設現場の作業員の安全を確保するため、2015年にEnvitalを開発し、2017年度から本格運用を進めてきた。Envitalは、心拍数(バイタルデータ)をバイタルセンサーで取得し、同時に湿度・気温などの環境データを、同社が開発した現場内の複数箇所の暑さ指数を連続で測定する「暑さ指数ウォッチャー」で計測。集めたデータはクラウド上で管理、分析して特定の値を超えた際は、水分・塩分補給などを促すアラートを管理者や作業者に発信する。
生体センサーで現場作業者の安全を管理、大林組がサービス販売へ
ヘルメットにセンサーを取り付けるだけの体調管理システム、2019年春に現場へ導入
酷暑の建設現場で“体調変化の予兆”を知らせるIoT健康管理システム
位置情報×動画の労務管理にリスバンド生体センサー「MEDiTAG」が連携、凸版印刷が提案する建設現場の体調管理Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10