SpiderPlusに、高所の配管勾配測定を容易にする新機能非住宅・建築フェア2019(2/2 ページ)

» 2019年06月21日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]
前のページへ 1|2       

iPad上の図面に測定箇所をプロットし、計測ポイントの確認が簡単

 これまで、多点照度測定時は、施工した全部屋で計測と記録をするため、相当量の業務をこなす必要があり、作業者の大きな負担になっていた。今回追加された照度の測定機能は、こういった手間を軽減する。

SpiderPlusの照度測定画面 出典:レゴリス

 照度の測定機能は、SpiderPlusと測定機器とを組み合わせることで、計測データの自動記録が行えるため、筆記作業が不要な上、情報共有しながら計測が可能なので、作業時間を短縮する。事務所で帳票出力もできるため、事務業務の効率化も図れる。また、iPad上の図面に測定箇所をプロットすることで、計測ポイントの確認を容易にし、作業を円滑にする。

照度測定機能のワークフロー 出典:レゴリス

 さらに、低照度の測定が行える日置電機製照度計「HIOKI FT3425」に対応してるため、暗所での計測も簡易だ。

 この他、コンセント試験機能や圧力計連携機能、幹線・負荷設備試験機能の3つが加わった。いずれもレゴリスがきんでんと共同開発したもので、幹線・負荷設備試験機能は高砂熱学工業も製作に携わっている。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.