レゴリスの図面管理・情報共有サポートアプリ「SpiderPlus」に、配管勾配や照度の測定といった新機能が追加された。
レゴリスは、「非住宅・建築フェア2019」(会期2019年6月6〜7日、東京ビッグサイト)で、図面管理・情報共有サポートアプリ「SpiderPlus(スパイダープラス)」に追加された電気工事関連の新機能を紹介した。
これまで、建設業界では、設計図の持ち運びや図面確認のために現場と事務所間を往復するといった非効率な作業が課題になっていた。
こういった問題を解決するのがSpiderPlus。SpiderPlusは、図面のチェックや各種施工検査、情報共有が行えるiOS用アプリ。品質や生産性の向上に加え、検査スキルの標準化にもつながり、経験の浅いスタッフのスムーズな施工と検査を支援する。
2019年5月から、オプションとして、配管勾配と照度の測定機能が加わった。
配管勾配の測定機能は、北浜製作所製配管勾配測定器「KAHMOi2.0」と連携することで、これまで移動式足場が必要だった高所の配管勾配測定を容易に実行できる。従来の懸念材料である安全性向上と計測時間の削減が実現する。
配管に勾配測定器を設置するだけで配管の勾配データが、SpiderPlusに記録されるので、手入力によるミスも防ぐ。
また、計測したデータはSpiderPlus内にまとめられ、現場で帳票作成が完了するため、事務所への移動や帳票を作る時間の低減にもつながる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.