施主との打ち合わせは、デバイス上の専用画面で行えるとともに、クライアントが要望をコメントや画像を交えて伝えられるため、ニーズに則した設計を後押しする。また、建築主が、図面上の特定の位置を番号で指定して、写真やメッセージにより、具体的な仕様を注文できるので、構造に対する希望を伝達しやすい。加えて、受信した各メッセージを「検討中」「対応済み」「見送り」の3種に区分可能で、過去に受けたリクエストを忘れてしまうことが防げる。
ユーザーとのやりとりを時系列、話題別に記録できるため、営業部署内の顧客情報の共有が効率化される上、チーム全体のマネジメントにも活用が可能だ。
この他、定期点検や竣工した建物に関する相談、リフォームについての質問への対応といったアフターフォローも、各種履歴データやメッセージを用いて行える。
活用状況について、エフ・ディー・シー担当者は「現在5社で使用されており、ビルダーからの評判はかなり良い。それぞれのアカウントの情報を案件ごとに確認できることや打ち合わせでの利便性が高く評価されている」と語った。
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