ブースでは他に、ウェアラブルIoTサービス「ニッケンのがじゅ丸(仮称)」も展示した。ニッケンのがじゅ丸は、建設現場などで働く作業員の体調変化などを管理者が把握するのをサポートするサービス。
これまで、広い建設現場で働く全作業員をリアルタイムに管理するのは難しかった。この課題を解決できるのがニッケンのがじゅ丸だ。全作業員の現在地と脈拍の変化をPCなどに表示し、現場監督に体調変化の予兆を伝えることができる。なお、リストバンド型の活動量計、専用SIM、専用通信機などで構成されている。
また、年齢による変化に合わせて、取得データの自動補正も行う。個人の傾向を集計する処理ではなく、過去の本人データとの比較により、現在の肉体疲労や体調変化などを確認することが可能だ。
開発担当者は、「導入した建設現場の管理者から、作業員の状態を確認する見回り回数の減少や熱中症にかかる作業員が低減したとの声も届いている」と効果を語った。
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