旭化成ホームズと旭化成住工、中央ビルト工業は、旭化成ホームズグループの建設現場や工場で、再生可能エネルギー由来電力を利用した熱中症対策を開始した。大型冷却器や休憩用パネルボックスなどの設備を再エネ電力で稼働している。
旭化成ホームズと旭化成住工、中央ビルト工業は2026年7月から、旭化成ホームズグループの建設現場や工場で、再生可能エネルギー由来の電力を利用した熱中症対策を開始した。大型冷却器や休憩用パネルボックス、クールゾーンなどを再エネ電力で稼働させ、夏季の高温環境下で働く技能者の熱中症リスクを抑える。
具体的な熱中症対策の設備では、比較的工期が長い建設現場には、大型の休憩用パネルボックスを設置。内部に再エネ電力で稼働する冷却設備を備え、作業中だけでなく休憩時にも涼しい環境を確保している。
資源循環センターやグループ工場でも、高温になりやすい作業エリアに大型冷却設備を置き、身体を冷やしながら休息できるエリア(クールゾーン)の整備も進めている。
一部の建設現場と中央ビルト工業には、アサヒ飲料の自動販売機を配備。水分補給しやすい価格帯に設定するとともに、熱中症対策飲料を提供して技能者の体調管理を支援する。
自販機は、CO2吸収材を搭載したアサヒ飲料の「CO2を食べる自動販売機」を採用。建設現場では再エネ電力活用の取り組み内容も掲示し、協力会社を含む技能者が健康と環境の対策を身近に認識できるようにした。
これまでも旭化成ホームズグループは、建設現場や工場で使用する電力の再エネ化などを進めてきた。しかし、その効果や価値は日々の業務の中で実感されにくく、現場で働く人々にとっては身近な取り組みとして認識されにくいのが課題だった。
今回は、再エネ電力を熱中症対策設備に利用し、脱炭素への取り組みを技能者の安全や健康に直接つながる形で可視化した。今後は、再エネ電力の活用を建設現場や工場でさらに拡大し、安全性と環境性を両立した現場運営につなげる。
生涯CO2収支ゼロ目指す戸建て住宅発売、自社製品由来の再エネ活用 旭化成ホームズ
再エネ駆動のクローラークレーン活用と次世代バイオ燃料適用を拡大、旭化成ホームズ
清水建設、国内の全新規着工現場に100%再エネ電力を導入
トンネル掘削の進捗に応じて工事設備を自動制御、電力消費量を48%削減 大成建設
足場レンタル/販売のASNOVA、再エネ100%電力を直営機材センター全24拠点に導入
わが家に必要な備えが分かる防災サポートサービス、旭化成ホームズとKOKUACopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10