情報デザイン学科のHARAPPAは、既存棟のF1棟の1フロアを改装する形で整備した。学生間の創造や交流を促す中心施設と位置付け、ミーティングや簡単なプレゼンなどができる空間構成に工夫を凝らした。
情報デザイン学科では情報を軸に、映像やアプリ開発、福祉、デザインと多様な人材の輩出を想定し、AIやデータサイエンス、メディア表現を横断して学ぶ。背景には、IT人材育成への社会的関心の高まりがある。2030年までに最大約80万人のIT人材が不足するとされており、最新技術を基礎から学習し、社会課題の解決を導く技術を持つ学生を世に送り出すことが今の大学教育に求められている。
こうしたニーズを満たすため、フロア内には3Dプリンタ、レーザーカッター、大判プリンタ、刺繍プリンタなどを配置した「ファブラボ」、プログラミングや映像/デザイン制作、ドローンの操縦などができる「ガレージ」、オンライン会議などに使える個室ブースなどを設け、ITを中心とした高度なスキルを養える環境を整えた。設計は大学内部で行い、施工は大成建設が担った。
2026年4月6日の式典で学長の小室尚子氏は、「新施設の開設で、(金城学院大学は)新しい学びの場としてスタートを切ることとなる。学生に寄り添い、未来を切り開いていく力を育んでいきたい」と意気込みを語った。
学部長で情報デザイン学科の教授も務める牛田博英氏は、「新しい施設は学生が手を動かし、学びを深める実践の場だ。ここから生まれる多様なアイデアと挑戦が、これからの社会を支える新しい価値へとつながることを期待している」とエールを贈った。
BIMの限界を突破 “IM”へ進化を促す新しい活動「BIM Innovation HUB」始動!(その1)
日本の建設就業者数は世界8位も、平均年収はG7最下位 韓国やシンガポールを下回る
地方都市「広島」でもBIM設計をスタンダードに!広工大と大旗連合建築設計にみるBIM人材育成と実践例
情報学の視点から建築を再構成する「建築情報学」の新しい地平 次世代設計者を育成するアカデミズム最前線
九産大で3DCAD×AIの設計講義を検証 実務との差を埋める建築教育モデル提示
日大院「建築学プロジェクト」の授業カリキュラムに三菱地所設計が協力Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10