ダイテックは、建築設備CADソフトの最新版「CADWe'll Tfas 15」の提供を開始した。シートとレイヤー間での図形移動や2.4万種の部品拡充、クラウドストレージ「Box」との直接連携などが可能になった。
ダイテックは2026年4月27日、建築設備CADソフトの最新版「CADWe'll Tfas 15」の提供を開始した。
建設業界は資材高騰や人手不足により、「建設計画の白紙化」や「着工の無期限延期」が相次ぐ極めて厳しい局面にある。こうした状況下でダイテックは、プロジェクト完遂に不可欠な「現場の徹底した効率化」を支援するため、圧倒的な普及実績に基づき寄せられた現場の声を反映し、建築設備専用CADの最新版をリリースした。
新バージョンでは、作図や編集機能で、シートとレイヤー間での図形移動機能を強化し、複数レイアウトの一括図面登録にも対応した。
ダクト機能では、角ダクトから丸ダクトを取り出す機能や内フランジへの変更、フランジ幅の実寸表示を追加している。さらに、勾配配管のレベル表示や冷媒管のインチサイズ表示など、図面表現の拡充を図った。
クラウドストレージ「Box」との連携では、Box内の図面を直接開く際にログイン可能とした。そのため、オフィスや現場、協力会社間で容易にデータを共有できる。
シート機能では、選択したシート内の図形を「シートと同名のレイヤ」へ、また選択したレイヤ内の図形を「レイヤと同名のシート」へ移動可能にした。角ダクトの閉止板からカラーをつけて丸ダクトを取り出せるようにした他、角ダクトのフランジを内フランジに変更する機能や全縮尺でのフランジ幅実寸表示にも応じる。勾配配管のレベル傍記表示、冷媒管傍記のインチサイズ(B)表示、電気パイプの上端/下端FL指定や傍記表示など、図面の表現力を大幅に向上させるとともに、器具データは、照度分布図で付与した情報から姿図を取得し、図面に配置できるようにした。
部品面では、空調衛生分野で配管や継手、弁類、計器類などを追加し、電気分野ではLED照明器具や非常用照明なども網羅した。22社、計約2万4800種類のメーカー部品に対応し、ユーザー提供の約3700種類の部品も利用できる。
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