スパイダープラスは、施工管理アプリ「SPIDERPLUS」のオプション機能「S+BIM」に、3Dモデルと2D図面を同一画面上に重ねて表示する「2D図面連携」を追加した。
スパイダープラスは2024年9月30日、建設DXサービス「SPIDERPLUS」のオプション機能「S+BIM(エスビム)」に、3Dモデルと2D図面を同一画面上に重ねて表示する「2D図面連携」を追加したと発表した。新機能により、3Dモデルと図面を併用する際に行っていた画面切り替えが不要になり、現場確認業務が効率化できる。
国土交通省では2023年度から、直轄工事でのBIM/CIM原則適用を推進し、民間工事でも効率化の一環としてBIM活用が広がりをみせている。S+BIMでは3Dモデルと2D図面の併用が可能だが、使用時に何度も画面を切り替える必要があった。今回、新機能として、1画面で3Dモデルと2D図面を同時に閲覧できる2D図面連携機能と、見たい部材をタップするだけで絞り込み表示ができる「レイヤーフィルタリング機能」を追加した。
2D図面連携は、3Dモデルを表示している画面内に、2D図面を同時に表示する。画面を切り替える手間がなくなり、3Dモデル画面内の任意の部材と周辺の状況を、直観的に把握できるようになる。
また、レイヤーフィルタリング機能は、建築部材ごとのレイヤーを設定し、フィルタリングを行う際、画面のタップのみで切り替えができる。2D図面連携機能との併用により、任意の部材を表示させている間、画面を切り替えることなく部材周辺の状況や、壁などとの位置関係が把握できる。
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