スタイルポートは、CADデータから高精細なWeb VR空間を自動生成する変換管理技術に関する特許を取得した。
スタイルポートは2026年4月1日、CADデータを基にWebブラウザで閲覧可能な高精細VRモデルを即座に自動構築できる変換管理技術に関する特許を取得したと発表した。登録日は2026年3月11日。
特許は、建築/住宅分野で利用される3Dモデルを、Webブラウザで閲覧可能な形式へ自動変換する技術。3Dモデル本体に加え、CADソフト上で付与されたメタデータや属性情報を統合的に取得し、解析することで、ブラウザ閲覧に最適化されたデータセットを自律的に構築する。フロア構成や移動可能な床面、素材の質感、光源情報などを反映した高精細なVR空間を生成できる。全工程はクラウド上で完結し、端末側の負荷を抑えながらスケーラブルな配信を可能にする。
従来は技術者が手作業で対応していたVR化工程を、CADメタデータの解析によってシステム化した。独自システム「Nimbus(ニンバス)」により、制作工程の自律化と省人化を進める。制作工程から人の作業を排除したことで人的ボトルネックを解消し、クラウドでの並列構築を可能にした。スループットを大幅に向上させ、全国展開規模の全棟VR化に対応する。
現在は主に戸建て住宅向けサービス「ROOV for housing」の基盤として活用している。今後は適用領域の拡大を見据え、BIMデータの活用を視野に入れる他、AI技術を用いた設計データや3Dモデルの解析、分類、補正機能との連携を強化する。関連情報を整理した上でNimbusの自動処理に接続することで、変換精度と処理効率の向上を図る。
主力のマンション領域から戸建て住宅、さらに多様な建築空間へと展開し、空間体験のデジタルインフラとしての社会実装を目指す。
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