戸田建設は、GPU専用データセンターの運営やGPUクラウドサービスを展開するハイレゾに出資し、地域創生に向けた協力体制を構築する。
戸田建設は2026年4月24日、GPU専用データセンターの運営やGPUクラウドサービスを展開するハイレゾに出資し、地域創生に向けた協力体制を構築すると発表した。
ハイレゾは、生成AIの学習や推論に用いるGPU専用データセンターを自社運営する他、高性能GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供するスタートアップ企業。廃校などの遊休施設をデータセンターとして再活用し、地方創生にも取り組んでいる。
生成AIの普及に伴い、計算資源であるGPUの需要は世界的に拡大している。産業用途での活用拡大が期待されるフィジカルAIでは、データセンターが遠方にある場合、通信遅延によりリアルタイム処理が難しくなる可能性も考えられる。そのため、生産施設が立地する地域に近接したGPUデータセンターの配置が望ましく、分散化が必要になると見込んでいる。
また、戸田建設が取り組む洋上風力発電は適地が地方に分散し、主要需要地である都市部から距離があることから、発電ポテンシャルを十分に活用しきれないという課題がある。出資を契機にハイレゾとの協力関係を強化し、再エネを活用したGPUデータセンターを運営することで、経済産業省が推進する「ワット・ビット連携」(電力インフラと通信インフラの効果的連携)の実現と、地域産業の活性化への貢献を目指す。
戸田建設は2018年、スタートアップ企業との価値共創を専門に担う組織を設置。2020年に30億円、2024年には追加で30億円の投資枠を設定し、これまでに国内外3400社超のスタートアップ情報を収集し、16社/8ファンドへの出資を実施した。
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