高砂熱学工業は、アート集団「チームラボ」とパートナーシップを結んだ。京都府京都市南区に常設しているミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」に展示している一部作品の制作で技術協力し、今後も環境クリエイター企業として環境アート作品の制作をサポートするとともに、建築に限らず幅広いジャンルでの社会貢献を目指す。
高砂熱学工業は2026年1月15日、京都市南区の「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」で、エンジニアやCGアニメーター、数学者、建築家など多様な分野のスペシャリストで構成されるアート集団「チームラボ」とのパートナーシップ調印式を執り行った。高砂熱学工業が空調設備の設計・施工で培ってきた空気の制御技術をアート分野へ生かす狙いで、初弾としてチームラボ バイオヴォルテックス 京都で公開中の作品「変容する連続体(Morphing Continuum)」の制作を技術支援した。
チームラボ バイオヴォルテックス 京都は、京都市が進める京都駅東南部エリアプロジェクトの一環として整備されたチームラボの常設アートミュージアム。延べ床面積は約1万平方メートルで、“認識や“存在”の概念を問う大型インスタレーションなど50以上の作品群を楽しめる国内最大のチームラボの展示空間となっている。
ミュージアム内では、チームラボが長年培ってきたデジタル技術などを組み合わせたアートはもちろん、近年積極的に取り組んでいる環境が生んだ現象をアートとして見せる「環境現象」と呼ぶコンセプトの作品展示にも力を入れている。
今回、高砂熱学工業がサポートした変容する連続体もそのうちの一つ。空気の流れによって、銀色の球体がダイナミックに変化していく様を体験でき、「構成要素が入れ替わってもひとつの存在は維持される」という生命的宇宙を表現している。
描かれる作品では、高砂熱学工業が環境面のシミュレーションなどを手伝い、精度の高い緻密な演出の技術的な下支えをした。
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