工事管理のホワイトボードをデジタル化 IT不慣れでもリスケが簡単「Re:助」現場管理

ブルースケッチは、工事現場の管理DXを支援するクラウドツール「Re:助」をリリースした。工事現場のシフト管理、工数管理、人工確認などが直感的なドラッグ&ドロップ操作だけで可能になる。

» 2025年04月04日 14時00分 公開
[BUILT]

 ブルースケッチは、現場管理に使えるホワイトボードシステム「Re:助(リスケ)」を2025年2月にリリースした。

 Re:助は、工事会社のシフト管理、工数管理、人工確認などのホワイトボードで行っている作業をそのままデジタル化したクラウド型管理システム。現場監督や作業員の業務負担が軽減し、直感的かつ効率的な現場管理が実現する。

タブレットやスマホからも操作できる「Re:助」 タブレットやスマホからも操作できる「Re:助」 出典:ブルースケッチプレスリリース

 機能のうちシフト管理は、直感的なドラッグ&ドロップ操作だけでスケジュール調整できる。作業員の配置状況をリアルタイムに把握し、状況に応じて流動的に適切なリソース配置が可能になる。協力会社ごとの作業時間や人工データは自動集計されるため、労務管理やコスト管理も行える。

 お知らせ機能では、重要な連絡事項を全員に共有し、これまでのように電話やメールで知らせる必要がなくなり、事務スタッフの労務作業を減らせる。従業員全員がリアルタイムで最新情報にアクセスするため、工事日程や人の配置でありがちな誤解や行き違いなども防げる。

 これまでホワイトボードでは事務所でしか確認できない、文字が消えてしまう、工程の全体像がつかめないなどの困りごとがあった。一方でIT導入には新たな操作を覚える必要があり、苦手意識を持つ現場の作業員が多かった。

 その点、Re:助はアナログに近い操作感でシンプルなシステムのため、ITに不慣れな職人でも扱いやすく、導入企業からは「どこでも最新の情報を確認できて便利」「入力、確認、変更の操作が簡単」といったフィードバックが寄せられているという。

 Re:助の利用料は初期登録費用は無料で、月額9800円(税別)。登録ユーザー数は無制限。

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