鴻池組はメタバース技術を活用して国の登録有形文化財「鴻池組旧本店」や企業ミュージアムの歴史展示コーナーを再現し、一般公開した。
鴻池組は2025年3月25日、国登録有形文化財の「鴻池組旧本店」と本社技術研究所大阪テクノセンター内の企業ミュージアム「ヒストリーラボ」の展示コーナーをメタバース上に再現し、一般公開した。
対象は旧本店の洋館2階応接室に加え、ヒストリーラボの歴史展示エリアと、旧本店洋館の外観や応接室の一部を現代の技術で再現したエリア。利用者はアバターを通じて空間内を自由に移動し、インタラクティブな体験が可能。臨場感のある展示で鴻池組の歴史や技術を体験できる。
開発に当たっては、2022年から社内のDXワーキンググループ「DX-WG」のメタバース担当チームが技術調査を開始。2024年4月からはファンタスティックモーションと共同で開発を本格化した。アプリ(iOS/Android版)から誰でもメタバース空間にアクセス可能。将来はヘッドマウントディスプレイへの対応も計画している。空間内では鴻池組のESG活動の場に出演するキャラクター「こうちゃん」がナビゲーターを務める。
今後はメタバース上で旧本店和館の公開(2025年度中を目標)や、BIM/CIMデータと連携した社内ミーティングなどを実施する計画だ。
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