エーテンラボは、全国土木建築国民健康保険組合に対し、禁煙プログラム「みんチャレ禁煙」の提供を開始した。組合全体の喫煙率は33.8%と、全国平均の16.7%と比べて高い。参加ハードルの低いみんチャレ禁煙を導入することで、組合加入事業者の禁煙を支援する。
エーテンラボは2024年7月18日、全国土木建築国民健康保険組合(土健保)に、禁煙プログラム「みんチャレ禁煙」の提供開始したと発表した。土健保は大手ゼネコンを含む土木建築業に関わる企業が加入しており、組合全体の喫煙率は33.8%と、全国平均の16.7%に比べて高い傾向にある。参加ハードルの低いみんチャレ禁煙を導入することで、組合加入事業者の禁煙を支援する。
みんチャレ禁煙は、習慣化アプリと禁煙補助薬(ニコチンパッチ、ニコチンガム)を使った禁煙支援プログラムだ。産業医科大学 教授 大和浩氏が監修している。仲間同士でチームを組み、禁煙という共通の目標に向けて一緒に取り組むことで、孤独感なく前向きに禁煙を継続できる。通院の必要がないため参加のハードルが低いことも特徴だ。費用は成果報酬型で、参加者の禁煙成否に連動して決まる。
土健保では以前から、加入企業より禁煙支援策について要望を受けており、今回、みんチャレ禁煙の提供を決定した。初回は100人の募集枠を超える応募があり、加入事業所77事業所から計109人が参加する。禁煙支援の高いニーズが確認できたとして、次年度も取り組みを継続していく考えを示した。
土健保の加入事業所であるナカノフドー建設は2024年5月31日、独自にみんチャレ禁煙を導入した。2025年1月に開始する「就業時間中禁煙」の一環として参加者を募集した結果、目標参加人数20人に対し96人の申し込みがあり、参加目標率480%を達成している。
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