大和ハウス工業と光優は、神奈川県横浜市西区のみなとみらい21中央地区で、世界初を謳うゲームアートミュージアムや地域熱供給プラント、29階建てオフィスから成る街づくりに、2027年7月の開業を目標に着工した。
大和ハウス工業と、コーエーテクモホールディングスの親会社にあたる光優ホールディングスグループ企業の光優は2024年2月22日、神奈川県横浜市西区みなとみらい21(MM21)で、「みなとみらい21中央地区52街区開発事業」に着工した。
計画地は、みなとみらい21中央地区52街区の敷地面積1万1818.44平方メートルで、横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅から徒歩約2分、「横浜」駅から徒歩約10分に位置する。
1983年から開発が始まったみなとみらい21は、約1890社の企業や商業/文化/娯楽施設、大型国際会議場が集積。公園や緑地、ウオーターフロントの景観を生かした街並みが整備され、就業、賑わいの場を創出している。約186万平方メートルの地区全体のうち、開発可能な宅地の開発進捗率は約96%となり、街の完成が近づいている。
プロジェクトでは、地上3階建てミュージアム棟、地下2階/地上29階/塔屋6階建てオフィス棟、地域熱供給プラントを2027年5月の完成、同年7月のオープンを目指し、建設する。全体では総建築面積7308.73平方メートル、総延べ床面積11万3898.83平方メートルで、設計は久米設計、施工はフジタ・大和ハウス工業JV。
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